光半導体技術を活用したICチップ型LiDARを開発するSiLC Technologies, Inc.へ追加出資しました。
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2023.11.16
光半導体技術を活用したICチップ型LiDARを開発するSiLC Technologies, Inc.へ追加出資しました。

ヤマトホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕)は、「KURONEKO Innovation Fund」を通じて、光半導体技術を活用したICチップ型LiDAR(ライダー)を開発するSiLC Technologies, Inc.(本社:アメリカ合衆国、以下「SiLC Technologies」)に追加出資を実行しました。

SiLC Technologiesは、レーザー光を対象物に照射し、その反射光を観測することで、対象物までの距離やその瞬間速度などを精緻に計測できる光半導体技術を活用したICチップ型LiDAR(Light Detection And Ranging)を開発しました。ICチップ型LiDARは、センサー性能やICチップ統合技術、製造ノウハウの面で高い競合優位性を誇っています。

また、同社は、当技術を搭載したサンプル製品「EyeonicTM Vision Sensor(アイオニックビジョンセンサー)」※1を幅広い産業の顧客に対して提供を開始しました。監視カメラ、産業用ロボット、自動運転やADAS※2、AR/VR用のコンシューマーデバイスなど幅広い分野で活用が期待されています。

今回、「KURONEKO Innovation Fund」は、SiLC Technologiesの技術の汎用性やその対象となる市場の広範さ、高い競合優位性などを改めて評価し、追加出資を実行しました。今後、ヤマトグループの取り組みに、SiLC Technologiesの技術の導入を進めていきます。

※1 低コストで小型かつ低消費電力を実現し、対象物までの距離や速度などを精緻に計測できるICチップ型LiDARを搭載したモジュールです。

※2 Advanced Driver Assistance Systemの略。先進運転支援システム。

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